世界は知らぬ間に勝手に回っていて
時々眩しくて目を背ける



久々の休み。古い友人たちと車で旅に出た。
誰からともなく話を始め、ぽつりぽつりと会話が終わる。
話したいことはいくつかあったけど、話題にだす機会がなかった。
各々もうなにもかもがすんなりいかないことを知っているし、
それに対する抵抗にあらがうだけの気力も、どこかに置いてきたのだろう。
居心地など考える関係にない。長い付き合いとはそういうものだ。






熱さから逃げるように山に登る。
真夏のスキー場、温泉からは、小さな町がきらきらと見える。



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